バカみたいな事を考えてみた

子供の頃「空からお金が降ってこないかなー」なんて言ってた事を思い出した。
なんでそんな事を思い出したかと言うと宝くじの話をした後だったから。
宝くじ買う人あるあるなんだろうけど「一億当たったらどうする?」とか「友達に話すか?」などの会話で盛り上がる。
その会話で盛り上がれた分のお金を払って紙切れを買っているという奴もいる。
でも、実際周囲で「当たった」という奴もいなければ急に羽振りの良くなった奴もいないんだから誰も当たった経験なんてないんだろうな。
俺も俺の妻も結婚前から宝くじを買う派で、今まで散々夢を語ってきたんだろうなという話をした。
妻に限っては、「もし当たったら~」の話で友達や元彼と大喧嘩にまで発展したという武勇伝を持っている。その話は何度か聞いてるが、何度聞いても笑える話だ。
そんなユニークな妻と一緒になれたことは本当に感謝してる。
子供が大きくなって自立して行っても仲良く二人でやっていきたいと最近は特にそう思うんだ。

俺みたいな出世とも縁遠い男に愚痴も言わずにパートで働いている妻。
「私だって働きたいのよ」と笑って言ってくれるのは有難い。
子供が自立して、俺が定年になったら少しでも楽な生活をさせてやりたいと思うのは当然だろう。そうだろう?

定年が近づいてきて、今度は退職金を何に使うかという話題が職場でも出る。
家のローンに使う人、子供との二世帯住宅を建てる資金にするという人、老後の備えにするという人、いろいろだった。

俺たち夫婦はその話をした事がなかったなと何となく思った。
定年後も何かしら収入を得る為に働こうとは思っている俺。
今のうちに何か資格でも持ってた方が良いのかな?とは思いながら何となくスマホで求人を検索してみた。タクシー転職サイト「タクQ」の評判がトップに出たところで妻からの電話だ。

今夜食べたいものある?
その短い言葉にすら愛を感じるようになった俺は随分と年を取ったような気がした。
こいつを幸せにしてあげたい。
それにはやっぱり金なのか?
子供にも幸せになってもらいたい。
何といっても目に入れても痛くないくらい可愛いのだから。これは本当だ。
実際に目に入れようとして親族に止められた事もあるくらいなんだから。
お金があれば幸せなのか?
定年後に大金が稼げるかな?
世界一周旅行なんかしてみたいな。豪華なクルージングで、スイートルームで、ドレスアップした妻と笑顔を思い浮かべてニヤニヤしながら
「レバニラ炒めが食べたいです」と妻に返信した。
なんで敬語なの?(笑)と返信がきた。なんだかちょっと幸せだった。

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